UPDATE:2017.5.23
Darkglassペダルを
買いました。
おはようございます。カズキです。
Darkglass、皆さんご存知ですか?
私もそんなにエフェクターマニアではないので(多分…)、深い知識があるというわけではありませんが、
最近ちまたのメタラーから注目を受けるベースペダル専門のメーカーです。
2009年創立と比較的新興で、高級ながらその音の良さで話題を集めています。
2016年発表、同社初のベースアンプヘッドMicrotubes 900は記憶に新しいですし、
代表ペダルB7KはPeripheryのベーシスト”Nolly”が使用していることでも知られています。
出音はとことんモダンで、下から上までピーキーな帯域がなく無駄のないド音圧!
「今」の音が欲しいベーシストからの熱烈な支持を受けています。
私自身Peripheryのサウンドのファンの一人で、ついうっかりNollyの使用機材を知ってしまったが最後…といった感じで勢いで購入してしまいました。
今まで使っていたEBS Multicomp+MXR M80 Bass D.I.のサウンドも決して嫌いではないんですが、音がさすがに古すぎるなーと思っていたのも一因です。
そんなわけで、コンプとDIを買いました!
Super Symmetry
http://darkglass.com/creations/super-symmetry/
B7K Ultra
http://darkglass.com/creations/microtubes-b7k-ultra/
Super Symmetryは1176スタイルのベース用コンプ。
エンジニアなら手足のように使える(???)1176タイプのIn/Out/Attack/Releaseに、レシオ調整(のはずです)のCompression。そして何よりも現代感を感じさせるMixツマミ。これが本当に欲しかったんです。
もはや常識の一つであるパラレルコンプレッション(ここでは ≒コンプ音とドライ音を混ぜて使う とします)はDAW上でのミックステクニックですが、それをライブで使えるのはありがたい…。
わずかにオーバーコンプレッションした後Mixツマミを少し下げる、それだけで
①息の詰まった音にならず②オーバーコンプのド音圧と③適度なアタック感
が得られます。サイコーです。
出音そのものも色づけがしっかりかかり、Darkglassらしいスムーズな全帯域が得られます。5弦をAまで下げてもヘッドルームに余裕のあるコンプレッションを出してくるのはさすがです…。
そしてB7K Ultra!
純粋なプリアンプ/DIとしての音は、いわゆる「サンズサウンド」をとことん現代的に持ってきたような感じです。バンドアンサンブルの中で確かな存在感を発揮するローと、少し丸くなったようにも感じるハイ。とはいえこのハイ、帯域のトゲが取れただけで実はそこまで失われていないような印象です。
そしてB7K無印にはなかったDistortionのバイパススイッチ!代名詞とも言える強烈でクリアな歪みをオン/オフできます。歪み音の音量をいじれるので、スイッチひとつで「曲中静かな所では歪みを切って、ラウドな所では歪みを入れていくらかのブースト」という使い方ができます。
歪み音はそこまで低音がないので、切り替えてもそこまで低音の量を変化させないセッティングにできるのも良いですね!
さらに好印象なのがローミッド/ハイミッドの周波数切り替え。ローミッドを250Hz、ハイミッドを750Hzにできるペダルはそう多くないと思います。実はここ、ベースをミックスする時にカット/ブーストする基本の周波数のひとつです。コンプのMixツマミといい、エンジニア視点を理解しているメーカーだなーと強く感じます。
Bassが100Hzとキックより高い部分のコントロール、Trebleが5kHzとドラムのアタックやボーカルとも違うまさに美味しい帯域なのも素晴らしいですね。
EQの効きそのものもまるでコンソールをいじっているかのようにスムーズで、最初に触った時はちょっと鳥肌が立ちました…。
どっちもなかなかな値段のするペダルですが、買って全く後悔しませんでした!
人によってはPeripheryのベースが「聴きなれた音」になるっていうのもちょっと嬉しいポイントですね。
ベーシストの皆さん、要チェックです。
おはようございます。カズキです。
Darkglass、皆さんご存知ですか?
私もそんなにエフェクターマニアではないので(多分…)、深い知識があるというわけではありませんが、
最近ちまたのメタラーから注目を受けるベースペダル専門のメーカーです。
2009年創立と比較的新興で、高級ながらその音の良さで話題を集めています。
2016年発表、同社初のベースアンプヘッドMicrotubes 900は記憶に新しいですし、
代表ペダルB7KはPeripheryのベーシスト”Nolly”が使用していることでも知られています。
出音はとことんモダンで、下から上までピーキーな帯域がなく無駄のないド音圧!
「今」の音が欲しいベーシストからの熱烈な支持を受けています。
私自身Peripheryのサウンドのファンの一人で、ついうっかりNollyの使用機材を知ってしまったが最後…といった感じで勢いで購入してしまいました。
今まで使っていたEBS Multicomp+MXR M80 Bass D.I.のサウンドも決して嫌いではないんですが、音がさすがに古すぎるなーと思っていたのも一因です。
そんなわけで、コンプとDIを買いました!
Super Symmetry
http://darkglass.com/creations/super-symmetry/
B7K Ultra
http://darkglass.com/creations/microtubes-b7k-ultra/
Super Symmetryは1176スタイルのベース用コンプ。
エンジニアなら手足のように使える(???)1176タイプのIn/Out/Attack/Releaseに、レシオ調整(のはずです)のCompression。そして何よりも現代感を感じさせるMixツマミ。これが本当に欲しかったんです。
もはや常識の一つであるパラレルコンプレッション(ここでは ≒コンプ音とドライ音を混ぜて使う とします)はDAW上でのミックステクニックですが、それをライブで使えるのはありがたい…。
わずかにオーバーコンプレッションした後Mixツマミを少し下げる、それだけで
①息の詰まった音にならず②オーバーコンプのド音圧と③適度なアタック感
が得られます。サイコーです。
出音そのものも色づけがしっかりかかり、Darkglassらしいスムーズな全帯域が得られます。5弦をAまで下げてもヘッドルームに余裕のあるコンプレッションを出してくるのはさすがです…。
そしてB7K Ultra!
純粋なプリアンプ/DIとしての音は、いわゆる「サンズサウンド」をとことん現代的に持ってきたような感じです。バンドアンサンブルの中で確かな存在感を発揮するローと、少し丸くなったようにも感じるハイ。とはいえこのハイ、帯域のトゲが取れただけで実はそこまで失われていないような印象です。
そしてB7K無印にはなかったDistortionのバイパススイッチ!代名詞とも言える強烈でクリアな歪みをオン/オフできます。歪み音の音量をいじれるので、スイッチひとつで「曲中静かな所では歪みを切って、ラウドな所では歪みを入れていくらかのブースト」という使い方ができます。
歪み音はそこまで低音がないので、切り替えてもそこまで低音の量を変化させないセッティングにできるのも良いですね!
さらに好印象なのがローミッド/ハイミッドの周波数切り替え。ローミッドを250Hz、ハイミッドを750Hzにできるペダルはそう多くないと思います。実はここ、ベースをミックスする時にカット/ブーストする基本の周波数のひとつです。コンプのMixツマミといい、エンジニア視点を理解しているメーカーだなーと強く感じます。
Bassが100Hzとキックより高い部分のコントロール、Trebleが5kHzとドラムのアタックやボーカルとも違うまさに美味しい帯域なのも素晴らしいですね。
EQの効きそのものもまるでコンソールをいじっているかのようにスムーズで、最初に触った時はちょっと鳥肌が立ちました…。
どっちもなかなかな値段のするペダルですが、買って全く後悔しませんでした!
人によってはPeripheryのベースが「聴きなれた音」になるっていうのもちょっと嬉しいポイントですね。
ベーシストの皆さん、要チェックです。