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UPDATE:2016.6.4

一耳ぼれ #2

前回で終わりと思ったら大間違いです!!カズキです!!

新たな相棒その2を紹介します!!!

 
“オーディオインターフェース”という言葉、宅録をされている方はもちろんと思いますが、そうでない方も聞いた事があるかもしれません。

ごく簡単に説明させて頂くと、

・マイク等から送られてきたアナログ信号をデジタル信号に変換してPCに送る

・PCから送られてきたデジタル信号をアナログ信号に変換してヘッドホンやスピーカーに送る

ための機材です。

 
そう、突然こんな話を始めた理由はもうお分かりかと思います…。

新たなオーディオインターフェース、買ってしまいました…!!

 
今まで使っていたFocusrite Scarlett 18i20。

アナログ8in10outを始めとした豊富な入出力、価格帯としては一つ抜けたAD/DA(アナログ⇔デジタル変換)、1Uラックという持ち運び・管理の楽さ。

初めて持った本格的なオーディオインターフェースとして大切に使っていたんですが、どうしても価格帯の宿命としてAD/DAに高域のチリチリした硬さがある、低域の存在感が薄い…等使い込むごとに不満が出てきました。

(とはいえ、ミドルの質感・ヘッドホンアウトは後述の新しい物に全く引けを取りません!)

 
というわけで、SPL Crimsonを買いました!

アウトボード(≒ラック等のオーディオ機材)メーカーのSPLらしい、やや硬めながら全ての帯域がクリアでスムースな出音。

低域の存在感や解像度も上々で、モニターコントローラーとしても使えるデザインはまさに自分の求めているもの!

マイクプリもいわゆる”癖が無いサウンド”とは別格の癖の無さ。ギターが耳に痛くならないのって実は貴重です…。

ADAT入出力がないのは残念ですが、ラインをマイクプリ回路を通さずに直接AD変換できるのは地味に珍しいので重宝しています。

アウトボードのマイクプリ(今度書きますね!)が意図的に癖を出すタイプなので、使い分け・合わせ技が18i20と比べてキレが出てます!

 
マスタリングにおいて、出来あがった2mix(ミックスし終わったデータ)をアウトボードに通してから作業を開始するエンジニアは多くいるようです。

かくいう私もそうなのですが、18i20の頃と比べてAD/DAの癖、余計な回路の経由が減って低域の締まり・全体的な解像度がよりモダンな音になりました。

またスピーカーアウトの解像度が飛躍的に増したので、音圧上げの際の音像の見極めが正確に。ミックス時にも余計なエフェクトが減らせるようになって、まだ購入してからのお仕事は少ないもののクオリティアップを確実に感じています。

 
ガンガンモダンな出音が出せるようになってきた私の機材(そして薄くなる財布)、ミックスやマスタリングにご興味のある方はいつでも上メニューの「CONTACT」からカズキ宛のメッセージをどうぞ!

「お話だけでも」、大歓迎です!